月給4分の1天引き貯金

Kindle Unlimitedのランキングを漁っていると、ずいぶん久しぶりに本多静六先生の本が読みたくなってポチる。
なんだっけなーこの作家さんの本、確か「人生計画の立て方」は読んだことある。倹約生活の静かな生活の本だっけ、と思って何冊か読んでいたところ……おやっ?記憶にないエピソードがいくつか。私は本当にこの先生の本を読んだことがあったのか?月給4分の1天引き貯金と分散投資で100億円の財をなした立派な先生の様だぞ。これは当時ちゃんと読んでなかったパターンの奴だな。というわけで、読みました。

東大教授を務める傍ら9人の家族を養いつつも、定期収入の1/4と臨時収入を全て貯蓄に回し、そこから貯金(当時の銀行利子は3%以上あった)または不動産や株式などの分散投資に回し、人生の最大幸福は職業の道楽化ととなえ、1日1ページの執筆活動に勤しみ、築いた100億円の富を大学の定年退官と同時に全財産寄付した。なるほ、えっ、すごい人じゃん……。(ストーリーも覚えてなかった)

たぶん、昔の私はもっと人生訓的なところに着目して読んでいたんだろうな。
今はもう、静かなところ、海が見えて夕暮れの映える町に住むという野望を果たし終えて、のんびり考える時間もでき、あとはどのようにこの平穏な生活を維持していくのがいいのか試行錯誤しているところなので、本に書かれたところの具体的な箇所に沁みるものがある。……定期収入の1/4と臨時収入を全て貯蓄し、分散投資をする。1/4…1/4。9人の家族を養いながらか。やべえな。キレ方が半端ない。

しかし、今も心に響くところがあります。できもしないプランをあれこれ考えるのが好きな私なので、「人間は計画をする生き物である。だからこそ、良い人生を送ろうと願うのであれば、まずは人生計画を立てることが大切だ」と書かれていた箇所は、スッとリードラインを引いて心のメモ帳にコピーしました。
人生計画くん……大好きだ!(計画通りに行ったことは一度もないが、結果的に辻褄を合わせて目標をなんとかクリアしてきた人生だった)